編集者=料理人論

私は、常々「編集者は料理人に似ている」と思っています。どちらも、極論すれば、材料を集めて組み合わせるだけの仕事です。しかし、仕入れ(食材/情報)の目利きに始まり、調理を経て、お客に食べて頂いたり、読者に読んで頂くまでに、料理人も編集者も、100人いれば100通り以上の回答が出てきます。
(100人いても、1通りになる、という考えもあります。一定レベルに乗っている人の判断は、大筋で一致しますから。)

腕は大切ですが、腕だけではダメです。料理人なら食べる人のようすやその日の天候などに合わせて微妙に料理を変えますし、編集者なら読者のことを考えて、構想を立てていきます。「心」が足りなければ、どこかにほころびが出ます。
ただ、料理人は気難しい職人肌の人でもできますが、編集者は人間を好きな人の方が向いているのが、違いでしょうか。編集とは、その本質的な部分に、「いろいろな人から力を少しずつ分けて頂き、集めて形にしていく」という性質を含んでいるので、交渉事やたのみ事が下手では仕事になりません。
スタッフとの連携も重要です。いい本をつくろうと思えば、いいスタッフが必要になります。打てば響くような人でないと、パスしたボールを取りこぼされてしまいます。
誠実さも大切です。不誠実な人とは、安心して仕事ができません。
そのかわり、いい人ばかり集まると、そこはクリエイターの天国です。遊びながら、楽しみながら、いいものができてしまいます。
これからも、いい人たちといい本をつくっていければいいな、と思います。

編集者の目を持つライター、hirosawa


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