編集者・ライター・校閲者の関係

出版物をつくる上で、「文字」や「文章」にかかわる役は3つあります。
編集者・ライター・校閲者です。
私は、この3者の関係はサッカーにたとえることができる、と思っています。

フォワード(前衛)は、ライターです。道なきところに道をつくり、文章を書くという創造的な仕事をします。 ただし、出版物のライターの場合は、純文学とはちがいますから、書き始める前から着地地点が見えていないと、ダメです。
エンターテイメント系の作家も、似たようなものでしょう。

ミッドフィールダー(中盤)は、編集者です。全体をよく見ることができる人が適していて、「司令塔」として機能します。
よい編集者は、指示も的確です。
ただ、私のようなライタータイプから見ると、なぜ自分が書かずにいられるのか、不思議です。
いつだったか、小学館のある編集者に聞いたら、「自分は人に書いてもらって、そうか、こういう風に来たか!なんて思うのが好きなんだ」とのことでした。
創造的で最高度のセンスを持っておられるので、「自分で書きたくないのかな?」と思うのですが、これは志向性の問題なのでしょう。
学研のある編集者も卓越した人ですが、私に3冊仕事をくれて、「1冊、自分に書かせてくださいよ」とのこと。
さすがにお金を頂いた上に書いて頂くのはまずいですが、この人の場合はややライター寄りなんですね。そのお気持ち、私には痛いほどよくわかります。

ディフェンダーやゴールキーパーは、校閲者です。すぐれたゴールキーパーはしばしば「守護神」などと呼ばれますが、同じような意味で重要です。
すぐれた校閲者の赤ペンは、単にミスを防ぐだけでなく、書き手を触発します。

もちろんフォワードにもいろいろな役割がありますし、ミッドフィールダーにも攻撃的なポジションもあれば、守備寄りのボランチもあります。
同じように出版物でも、微妙にいろいろな役割がありますけど、大雑把にサッカーにたとえるとわかりやすい、と思います。

編集者の目を持つライター、hirosawa


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