編集と広告、編集者とコピーライター

駆け出しの編集者だったころ、コピーライターに鞍替えしようかと思った時期があります。
同じ会社の広告部門にいた同期の友人が、「宣伝会議のコピーライター養成講座に通わないか? タレントに会えるぞ」と誘ってきたので、 わざとだまされて通いました。
同じ夢を持っている若者が集まっていて、楽しかったです。
校内のコンクールでは150人くらいの学生の中で1番になり、賞品にテレビゲーム機をもらったこともあります。

ただ、私自身は広告向きではなかったな、と思います。

広告コピーは、膨大な情報やバックボーンをたった一言に収斂させていきます。
編集は、情報や要素を組み合わせて構成し、ふくらませて規模の大きな表現を構築していきます。
頭の使い方が、逆なのです。
また、広告はあくまでモノを売るためのもの。たとえ最高度に洗練された詩的な表現でも、その底にはモノを売ろうという強烈な意志が働いています。
出版物だって売れなければアウトで、企画を通すのは並大抵なことではありませんが、つくる作業そのものでは自分の理想のようなものを追うことができます。

編集者とコピーライターの仕事は、表面的には似ている部分もあり、技術的にも通じるものはありますが、本質は全く別のものであると言うべきでしょう。

私には何人かコピーライターの友人がいますけど、私はやっぱり編集者 兼 ライター。
出版の世界の方が、合っているようですが、広告の体験は、これはこれで表現に幅をもたらしているようです。

編集者の目を持つライター、hirosawa


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編集者=料理人論

取材は、どうあるべきか?

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取材にICレコーダーは必要か?

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編集と広告、編集者とコピーライター

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編集者の目を持つライター、hirosawa