人から立ち昇るもの

以前勤めていた編集プロダクションの社長は、編集者としてはとくにすぐれているというわけではありませんでしたが、 なぜか仕事は取ってくるのです。それは、ただ人柄によるものでした。
編集は「まあ、合格点かな?」くらいのレベルでしたけれど、 人間としての器量はなかなかのものがあったのです。

編集者というのは、ある程度有能であれば、小技が利くものです。こちらの人に「こうです」と言い、 あちらの人に「ああです」と言い、こっちとあっちを折り合わせて進行させる、なんてことは、当たり前です。

しかし、私はこうしたことが嫌いです。できますけれど、絶対にやらないようにしています。

「こうです」と「ああです」を使い分ける人や、ウソやごまかしを言う人は、わかるものです。それは雰囲気として、その人から立ち昇ります。

私たちがものを買うとき、その商品といっしょに買うものがあります。それは、対応してくれるお店の人や営業マンの人柄です。 商品が高価になるほど、人柄の占めるウエイトが大きくなります。
お客の前では「お客様」、陰では「客」と言うような営業マンは、やはり、いまひとつ信用できない雰囲気を醸し出すものです。

誠実であることに勝る武器はないのだ、と思います。


編集者の目を持つライター、hirosawa


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